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黄雷のガクトゥーン スマホ版

スマートフォン版

黄雷のガクトゥーン〜What a shining braves〜スマホ版

ジャンル:
アドベンチャーゲーム
シナリオ:
桜井光
原画:
千枚葉
ボイス:
あり
メーカー:
Liar-soft
年齢区分:
Google Playストアのレーティングに準拠

対応OS:
Android 2.3以降
スマートフォン・タブレット
ストレージ:
約1.02GB使用
※SDメモリーカード非対応

価格:
1,732円(税込)

作品概要

ライアーソフトのスチームパンク・シリーズ第6弾
「黄雷のガクトゥーン 〜What a shinning braves〜」がスマホアプリで登場!

学園都市を救うのは、自称72歳の転校生!
運命に呪われた10万学生を救う、
胸躍る冒険活劇アドベンチャー


ストアリンク

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あらすじ

20世紀初頭、1908年。

知られざる世紀、知られざる世界。
私たちのものとは異なる19世紀を歩んだそこには、無数の蒸気機関の姿があった。
異常発達した蒸気文明によって世界のあらゆる空は灰色に染まり、海さえ黒に染め上げられていた。

海──

黒い海。かつては青かった海は、今は、黒く暗い。

欧州フランス王国のかつての港湾都市マルセイユもまた、黒く、暗い色の海であったが、 世界の他の海と異なるものがそこにはあった。巨大な要塞の如く堅牢な大型人工島、 それは、都市であって、同時に華やかな“学園”でもあった。

正式名称は、マルセイユ洋上学園都市。
先端的機関科学に基づいて形作られた都市であり、 世界最高の碩学を生み出すための学園であり、 華やかなる蒸気文明によって汚染された海の上にあって、汚染された空の下にあって、 けれどもそこは、青春を謳歌する若者たちの輝きで満ちていた。

失われた太陽を思わせる活力と熱意に溢れて、
失われた星々を思わせる美しさを煌めかせて。

けれど、学園都市には、フランス政府さえ恐れるひとつの“秘密”があった。
すなわち、学園は欧州全土の闇を統べる秘密結社《西インド会社》の支配下にあるという事実。
欧州のどんな国家組織でさえ学園都市の全貌を明らかにはできず、介入は許されず、 各国首脳はただ密かに静かにその動向を見つめるしかない。

完全閉鎖された絢爛の学園。
唯一、“卒業”の形でしか学生たちが出ることを許さない都市。

統治会《フラタニティ/ソロリティ》と呼ばれる《西インド会社》の下部組織によって支配された、 外部の干渉の一切を拒む若者の園。誰も開くことはできない、秘密の園。
輝ける才能の数々と恐るべき異能とを生み出し続ける、華やかなる世界の歪み。

けれども、1908年。

そこに、ひとりの青年が姿を見せる。
統治会への反抗を口にする彼は、こう名乗った。

「ニコラ・テスラ。72歳。転校生だ」

「マルセイユ洋上学園都市10万の学生諸君。運命に呪われたお前たち、全員」

「──私が、この手で、救ってやる」

そして、ディフ塔の鐘が鳴り響く。

学園都市に歓喜の時を告げる《ガクトゥーンの鐘》が──

キャラクター紹介

ニコラ・テスラ

ニコラ・テスラ(CV:古河 徹人)

主人公にしてヒーロー。
学園都市初めての“転校生”であり、自ら新設した思弁的探偵部の部長でもある。涼やかな青年の姿をしているものの、実年齢は72歳だと自称する。
その経歴は謎に満ちている。かつては合衆国の研究機関に身を置いていたとも、政府組織に対して反抗活動を続けていたとも、合衆国建国の父のひとりエジソン卿と敵対していたとも、さまざまな噂があるものの、どれひとつとして彼自身は認めない。
転校初日にして学園都市を運営する統治会《フラタニティ/ソロリティ》へ公然と敵対を宣言し、思弁的探偵部を設立して学園全土の正常化と理想の追求を謳う。
常に余裕に満ちており、涼やか。自称72歳だけあって、学生的常識や若い感性にはきわめて疎い。
理想を口にする割にさほど情は濃くないらしく、助手ネオンの扱いは酷い。しかし、敵対した相手であろうと、自分を傷つけようとした相手であろうと、「助けて」と言われれば決して見捨てることがない。

「銀貨三十枚でお前を買った。すなわち、お前のすべては私のものだ」


ネオン・スカラ・スミリヤ

ネオン・スカラ・スミリヤ(CV:一色 ヒカル)

主人公にしてヒロイン。
探偵部唯一の部員にして、テスラの助手。時折、目付きが悪くなる少女。機関物理学科の1年生。天涯孤独。
髪は染めている。本来は死んだ兄と同じブラウンヘア。
2級学生として虐げられていたところ、テスラによって銀貨30枚でその身を買い上げられてしまう。そして、探偵部の助手として日々こき使われることに。本人は勿論文句があるものの、学園の正式な手続きで処理されてしまい、抜け出すに抜け出せない境遇。
意思が強く、物怖じせず、反抗心に満ちて、簡単には諦めない性格。なおかつ面倒見が良く、頼まれると嫌と言えない。なので、不満に思いつつも、ついついテスラの世話や無理難題の実行に耽ってしまう。
数年前の12月末以来、左右の瞳が猫のものに似た黄金瞳と化している。
文句や不満があると、一切の立場に関わらず、じと目になる。本気で嫌な気分の時は「じろり」。もしくは「ぎろり」。なんだこのやろ。

「助手なら助手らしい待遇にして。してよ。してください。しろ」


ヴァルター・リッツ

ヴァルター・リッツ(CV:ますおか ゆうじ)

統治会《フラタニティ/ソロリティ》のメンバー。
正確には、男性のみで構成された《フラタニティ》の一員。3年生男子。
スイス出身。数年前より左瞳が黄金瞳となっている。
物静かで、知的な男。冷静な紳士風の装いをしているが、その内面は、新大陸産の碩学式機関自動車(ガーニー)を何台も有しているスピード狂。週に必ず1度、週末になると学園外縁部の専用車道で車を1台大破させているが、怪我ひとつなくいつも生還している。
普段から高速であることを矜持としており、機械式の高速移動装置(ローラーダッシュ)機構付ブーツを着用している。
別名「銀の靴」。

「速度──。それの意味するところが理解できるか、転校生」


ベルタ・モリ・ヴィーゲルト

ベルタ・モリ・ヴィーゲルト(CV:杉原 茉莉)

統治会《フラタニティ/ソロリティ》のメンバー。
正確には、男性のみで構成された《フラタニティ》の一員。2年生男子。
見た目は涼やかな少年。口調と性格は冷徹で冷静。
ドイツ帝国出身。数年前より右瞳が黄金瞳となっている。左瞳は黒い。
オリエント、特に極東のことに詳しい。サムライとブシドウを信奉しているという。

「貴様、極東なら割腹しているところだ。恥を知りたまえ」


エミリー・デュ・シャトレ

エミリー・デュ・シャトレ(CV:かわしま りの)

統治会《フラタニティ/ソロリティ》のメンバー。
正確には、女性のみで構成された《ソロリティ》の一員。3年女子。
フランス出身。数年前より右瞳が黄金瞳となっている。
フランス貴族シャトレ公爵家の現当主。上品なもののきわめて高圧的で、一般学生はすべて自分の召使いだと素で信じている。私設の女子親衛隊がいる。
碩学だった曾祖母と同じ名を継いでおり、それを心よりの誇りであると信じているため、祖母を愚弄されると烈火の如く激怒する。
反統治会活動に従事するとある男子学生とは知己の間柄である、という噂があるが、エミリー本人は「根も葉もない噂」と否定している。

「支配は必要なものよ。
人間が、人間らしく誠実に生きていこうとするためには」


ジョセフィン・マーチ(ジョウ)

ジョセフィン・マーチ(ジョウ)(CV:野月 まひる)

統治会《フラタニティ/ソロリティ》のメンバー。
正確には、女性のみで構成された《ソロリティ》の一員。2年女子。
快活で表裏のない、まっすぐな娘。ただし、いささか超越主義に傾倒している。
合衆国出身。数年前より右瞳が黄金瞳となっている。
2歳違いの妹(四姉妹の末妹。ちなみにジョウは上から2番目)であるエイミーが1年生女子として学園に在籍している。エイミーと自分は仲が良い、との旨を口にしてはいるものの……実際に口にする言葉の内容は1年以上前までのもの。

「妹に見せてやりたいのさ。ね。できない?」


フロレンス(フロランス)・アメギノ・ナイチンゲール

フロレンス(フロランス)・アメギノ・ナイチンゲール(CV:桜川 未央)

統治会《フラタニティ/ソロリティ》のメンバー。
女性のみで構成された《ソロリティ》の主宰でもある女性。神学科の4年生であり、欧州宗教研究会の会長でもある。博物学の碩学位を有しているとされる。
数年前より、右瞳が黄金瞳となっている。
学園都市最高の才媛であると評され“御前の女神”の異名を持つ。
常に悠然とした美しい女性であり、転校生ニコラ・テスラの訪れと明確な敵対宣言に対しても動じず、それどころか彼に探偵部の設立と転校生特権の使用を認めてみせた。
なぜかネオンに目をかけ、よく顔を見にやってくる。自分の下に来なさいと誘ってもネオンが「いやです」と頑として拒絶してくることを、逆に喜んでいる。

「はじめまして。ニコラ・テスラ。学園へようこそ」


ウィルヘルム・ライヒ

ウィルヘルム・ライヒ(CV:山本 兼平)

統治会《フラタニティ/ソロリティ》のメンバー。
男性のみで構成された《フラタニティ》の主宰でもある男性。
機関物理学科の5年生で、実質的に統治会を支配する男と目される。
東ガリチア出身。数年前より、左瞳が黄金瞳となっている。
代々騎士の家系であり、黄金(オルゴン)の力を求めて統治会メンバーとなった。
至高の幸福こそが黄金であると考えている。
統治会の中でも数少ない学園都市の“真の姿”を知る人間のひとりであり、学園を真に運営する秘密組織たる《結社》との繋がりも有している。
騎士道精神を重んじており、テスラについてのフロレンスの提案も当然のように受け入れた。彼曰く、正々堂々と敵対宣言をしてきたテスラには、統治会ほどではなくとも、それなりの待遇と権限を与えるべきである、と──

「僕らは目指すだけだ。尊きものが、ガクトゥーンの鐘を鳴らすのならば」


ギザイア・メースン

ギザイア・メースン(CV:歌織)

学園都市における数少ない“教師”のひとり。博物学者。
20代と思われる。優美で艶やかな女性。
成績の如何に関わらず学生に接するため、多くの学生に慕われている。
仲介者を気取り、次から次へと問題を抱えた学生や教師をテスラに紹介する他、豊富な化学知識を用いた鑑識捜査で時にテスラを助ける。
テスラとは過去の知己であるらしく、我が道を行く彼のあしらい方を心得ている風。
教師にしては珍しく、統治会とは基本的に距離を置いているものの、統治会《ソロリティ》主宰フロレンス・ナイチンゲールとは個人的に交流があり、自分の教室におけるサブリーダーとして扱っているという。

「子供たちを愛しましょう。守りましょう。それが、大人の責任というものよ」


ジャン=ジャック

ジャン=ジャック(CV:どぶ六郎)

風紀警察、警備部主任衛視(国家警察の警部にあたる)を務める男子学生。
4年生。オーストリア出身。通称JJ。
実は10年留学している。無精髭。お父さん扱いされることも多い。
大柄で、実直な男。学園の治安維持こそ自分の使命、と信じて疑わない。
命令に逆らうことこそないものの、本人としてはさして統治会への忠誠心はない。
すべての学生が安全に暮らし卒業を迎えることを何より優先に考えている。
テスラと出会う前のネオンを気に掛けていて、彼女とも面識がある。
警察嫌いのテスラからは嫌われている。喫煙者。

「またお前か、テスラ。お前授業はどうしてるんだ」


アンヌ・ベアール

アンヌ・ベアール(CV:高井戸 雫)

風紀警察、上級保安官(国家警察の警視長にあたる)を務める女学生。
5年生。3年生の時に1年留年している。長身。就寝時以外は風紀制服を常に着用。
最上位の風紀警察官である上級保安官は風紀学生を指揮・管理する役目があるものの、1908年の学園都市ではひとりしか任命されていないため、実質的に風紀警察を掌握する立場にある。
自身の望むところではないものの、それが役目なら致し方なし、というのが現在の彼女の考え。
学園の風紀を守ることを第一義としており、権力に興味を持たない。
通称“鉄の魔女”。学生を守る鉄の壁。
本人は自覚も興味もないものの、金色の髪と背の高い風紀制服姿による見た目のよさは好意的に捉えられており、男女問わず学生たちからの人気は高い。

「お前の話は聞いているぞ、転校生。統治会に喧嘩を売ったらしいな?」


アナベス・ウィリアム・マードックJr

アナベス・ウィリアム・マードックJr(CV:榛名 れん)

機関工学科の3年生。女子学生。カナダ系フランス人。情報屋。
自分はカナダの優秀な刑事の子であるとして、自分よりも先に探偵部を興してしまったテスラにライバル心を燃やす。
半ば公然と情報の売買活動を行っており、統治会の動向についても逐一情報を得ている。
イデオロギーを有している訳ではないものの、傲慢にも映る統治会に対しては幾らかの反抗心を抱いている。
テスラの良き理解者となり、ネオンの良き相談相手となる。
父から誕生日の贈り物としてもらった自転車を大切にしている。
ただ、早々にテスラに電気式自転車に改造されてしまい、怒り心頭。

「きみは探偵としちゃ一流かもしれないが、情報屋としては三流だな」


イズミ

イズミ(CV:柚木 サチ)

ネオンの友人。クラスメイト。機関物理学科の1年生。女子学生。
裏表のない明るい性格で、周囲に敵を作らない。いても気にしない。
感受性が豊かで、なおかつ友達思い。
何か引っかかるものがあるらしく、しきりにネオンのことを気に掛けている。
ネオンが2級学生であるとは知らなかったものの(多くの学生と同じで2級学生が実在しているとも知らなかった)、何かを感じていたと思しい。
髪色は明るい緑。染めている。同じく髪を染めているネオンを見つけて「同じだね」と話し掛けたのが、友達になったきっかけ。
本人は口にしないものの、実はカダス地方から来た留学生。

「あっはは。ネオンてば、結局そのひとのこと好きなの? 嫌いなの?」


アルベール

アルベール(CV:ますおか ゆうじ)

ネオンのクラスメイト。機関物理学科の1年生。男子学生。
フランス・パリ出身。学園都市の公用語である英語にあまり慣れていないので、時折、言葉を考えながらしゃべることがある。
3つの部活に所属している。優秀で真面目な第1先端科学部と、伊達と酔興しかない第2先端科学部と、学園都市で有数の「何を考えているかわからない」変人の巣窟である錬金的科学部。
本人としては「どれがいいか不明なので全部見ている最中」とのこと。
結果として、ネオンに部からの情報を伝える機会もちらほらと。
女子に優しい。男子に厳しい。
恋多き色男を自称しているものの、根は騎士然とした紳士。
貴族の家柄を思わせる言動がたまに出るが、真偽は不明。

「僕を縛るのは女性たちの愛だけだとも。そうさ、お嬢さんたち。きみたちだ」


ルイ・シャルル

ルイ・シャルル(CV:越 雪光)

史学科の3年生男子。フランス出身。成績は中の中。第2文芸部に所属。
涼やかで落ち着いた言動と容貌によって女子の多くから慕われているが、浮いた噂はあまりない。
実はクーデターに失敗したナポレオン3世の子孫。
身分は公に明かしていないものの、取り立てて隠している訳でもない。
かつての新ブルボン第2王朝時代に皇帝を夢見た男の血など、今や何の意味も重みもないことを彼は知っている。
自信家のように振る舞うが、常に自分自身を冷静に客観視している。
詩の研究と創作を旨とする第2文芸部の副部長を務めているが、何らかの地下活動にも関わっているとか、いないとか――

「生憎。こちらの辞書に、可能の一語は書かれていない」


ロボ

ロボ

異能の力を得た犬。
学園のあちこちを歩いてテスラに紹介・説明したばかりのネオンの襟首をひょい、とくわえて学園中を駆け巡る誘拐犬。

「ワフ!」


マクレガー・メイザース

マクレガー・メイザース(CV:小次狼)

黒い制服に身を包んだ長身の男。
登録上は3年生ということになっている。
その正体は、統治会を介して学園都市を真に支配する《結社》のエージェント。
異能を有しているが、テスラと同じく学園由来のものではない。
かつて「マクレガー・メイザース」なる男がテスラと刃を交わしたことがある、という記録が《結社》には残されているが、この男と同一人物かは不明。

「《結社》はあんたを許さない。狂気なりし雷電王閣下」