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貧は僕らの福の神 スマホ版

スマートフォン版

貧は僕らの福の神 〜貧乏の神さまだって幸せになりたいと思っているのだ〜 スマホ版

ジャンル:
貧乏の神様との同居を満喫しちゃう恋愛ADV
シナリオ:
大三元、七烏未奏、折畑啓助
原画:
ルリノサカヅキ、IWASHITA、なるみすずね(SD原画)
ボイス:
あり
メーカー:
ボンボンカンパニー
年齢区分:
Google Playストアのレーティングに準拠

対応OS:
Android 4.0以降
スマートフォン・タブレット
ストレージ:
約820MB使用
※SDメモリーカード非対応

価格:
1,732円(税込)

作品概要

パーフェクトな転校生は、元座敷童子の貧乏神だった!?
どん底貧乏の主人公が、呪いを解くために女の子たちと共同生活! お金がなくても知恵と工夫で乗り越える
貧乏だって、毎日幸せな恋愛アドベンチャーゲーム!!


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あらすじ

桃寿学園に転向してきた一人の美少女。
学園中が大騒ぎになるほどのビジュアルを誇り、多くの男がすぐに虜になっていった。

だが、彼女にはとんでもない秘密があった。 どういう訳か、アプローチをかけた男がことごとく金銭的に不幸な目にあっていくのだ。

そんな噂が広がり、彼女から距離を取り始める男子達。 それでも、心優しい女の子達はそんな彼女に手を差しのべる……のだが、その全てを貧乏のどん底にたたき落とし、今度こそ彼女は孤独していく。

しかし、それにも負けない男がいた。
――それが主人公=睦木大地だった。

経済的なダメージも大地には関係ない。 何しろ、これ以上落ちようがないほどの貧乏人だったのだ。 しかも次から次へと襲いかかる貧乏への誘いも、大地にしてみれば大した問題ではなく軽々と突破していく。

「わたしといて不幸にならないなんて。
 貴方こそが運命の人なのでしょうか?」
「へ?」

そこで、彼女は自分の正体を打ち明ける。

「実は、わたし……貧乏の神さまなのです!」

元々は座敷わらしだったのだが、とあるきっかけで貧乏の神さまへと変じてしまったらしい。 その貧乏オーラを全て受け止め浄化してくれる人がいれば、彼女は元に戻れると言う。 実際に、大地が側に居るようになってからは、周囲では貧乏被害がほとんど起こらなくなっていた。

「分かった。そういうことなら力を貸すよ!」
「ありがとう。それと、もう一つ大切なお願いが……」

ナンパ目当ての男たちは彼女からすぐに手を引いたから被害は小さかった。 でも、彼女に深入りした女の子たちは貧乏の呪いに蝕まれ、未だに浮上のきっかけを得られない者もいる。

「あの人たちに向けられた呪いも、まとめて受け止めてくれませんか?」
「お、おう……」

そして、女の子たちは大地の側で暮らすことに…。
かくして、かつては和風旅館であったボロボロ学生寮『三春館』での、貧乏でも楽しい共同生活が始まった。

キャラクター紹介

吉乃

神代 吉乃(こうじろ・よしの)(CV:雪村とあ)

【元座敷童子の貧乏神】

周囲の人間を善悪関係なく貧困にさせる貧乏の神さま。
元は東北地方に古くから伝わる良家の座敷わらしとして、その一家だけではなく村落の繁栄にも一役買っていたのだが、とある事から貧乏の神さまへとクラスチェンジを遂げてしまった。
周囲に不幸をもたらしてしまうことに強い抵抗を持ち、出来うるならば元の座敷わらしへと格下げしてもらいたいと考えている。
本人曰く 「この貧乏オーラを全て出し尽くしたら、元の姿に戻れる……はずです」 とのことだが……。
主人公に一縷の希望を見出した彼女は、早速彼の住む長屋へ社殿を移転するべく、セッセと自力で祭祀を執り行うのであった。まさに貧乏の神様。

性格は柔和で朗らか。朝行き交う人には笑顔で挨拶し、食事の時には手を合わせて 「いただきます」 ができるとてもよい子。
貧乏の神様ではあるのだが、自分のことより他者を思いやる慈悲の心を持つ。

「今まで迷惑をかけた分、神様になってみんなを幸せにしたいんです」


真奈美

東雲 真奈美(しののめ・まなみ)(CV:上月美空)

【世話焼きな委員長】

主人公の同級生であり、クラスの委員長を務める才女。
芸能界からスカウトがあったという美貌が誰をも惹きつける、学園のマドンナ的存在。
優等生としての一面だけでなく、主人公たちのくだらない日々のやりとりに自然に絡んできたり、場に応じた対応ができて社交性も高い。
成績は常にトップクラス。しかし体育の実技に関してはぶっちぎりのドベ。 走れない・飛べない・泳げないと、世界を狙える運動オンチである。
大地の身の上を案じて多事面倒を見ており、ボロ服を繕ったりお昼のお弁当を作ったりと、すでに彼女のライフワークとして生活に組み込まれている。

世話焼きな性格が災いしてか進んで吉乃と係わり合いを持ってしまい、災禍に巻き込まれる。
呪いの拡散を防ぐため、当面の処置として “主人公の住む長屋で同居” を当人より提案されると、二つ返事でニッコリ承諾。
笑顔で長屋へと赴いた彼女を待ち受けていたのは、さらなる貧乏の洗礼だった。

「そんなこと言ったって、ほっておけないじゃない」


二宮 薫(にのみや・かおる)(CV:萌花ちょこ)

【貧乏に憧れる超巨大財閥のご令嬢】

世界に名だたる超巨大財閥の御令嬢。
ゆりかごから墓場まで、その傘下に扱っていない物無しと謳われている大コンツェルンの総帥を祖父に持ち、超VIPとして何不自由ない生活を送ってきた。
主人公の妹である彩と同級生であり、一番の仲良し。
その苛烈すぎる貧乏譚を聞かされてもドン引きするどころか、その生活に憧れを抱いてしまう。
一見パーフェクトなお嬢様なのだが、そんな彼女のコンプレックスは背が低い、いわゆるチビであること。 「小さいけれど、ちゃんと育ってるんだから!」

そんな彼女と財閥も貧乏の神様の災禍に巻き込まれてしまうのだが、大災害クラスの経済ダメージを受けて周囲の人間が右往左往しているのもどこ吹く風。
これ以上財閥に迷惑をかけないを謳い文句に、サッサと身一つで主人公の住む貧乏長屋へと転がり込んでしまう。
日々サバイバル状態の睦月家に一番適応できないかと思いきや、今まで体験できなかった様々な環境に新鮮さを感じ、むしろ大喜び。

「大丈~夫 だいじょうぶ! 多少の貧乏どんとこいだ!」


千代子

森永 千代子(もりなが・ちよこ)(CV:中家志穂)

【吉乃に興味を持つオカルト部員】

オカルト研究会の部長を務める不思議系少女。
学園でもあまり目立たない存在であり、口数も少なくボソボソと虫の鳴くような口調でしゃべる。
そんな地味な彼女であるが、いざ趣味のオカルト話を聞きつけるととたんに目の色を変え、表情を変えずに滔々と自分語りをする厄介な性癖がある。
周りの空気もなんのその、相手が引いても物理的に引き戻し、厨二病よろしく 「邪気眼の共鳴」 だの 「円環がどうした」 のと静かに語る、少し痛めな不思議少女である。

そんなクラスに一目置かれた彼女が次に目をつけたオカルト案件が、転校生の妙な噂。
曰く、“忌子の記憶を残した左眼” を爛々と輝かせ “失われし禁書の導き” に身を委ねるまま、研究対象である神代吉乃へと “堕された天使の逆手” を伸ばしつつあった。
あぶない吉乃さん! はやく逃げて!

「ああ……感じるわ。私の左目にはしっかりと、貴女の理が映し出されてる……」


睦木 彩 (むつき・あや)(CV:鈴藤ここあ)

【貧乏慣れしたお兄ちゃん大好きっ娘】

主人公の妹にして、現在まで共に貧乏生活を生き抜いてきた苦労人。
兄と同じ環境を生き抜いてきたためか、彩にも貧乏の呪いがまったく利かない。
しかし、当の妹にとっては急遽同居することになったヒロインたちに、大事なお兄ちゃんを取られるのではないかと戦々恐々状態。
ただ、根が素直で優しい子であるため、共同生活を妨害するでもなく、大所帯となった長屋の台所事情を一手に引き受けてくれたりする。

兄に対しては素直に尊敬の念を浮かべており、周りからも仲の良い兄妹と評判である。
主人公も彼女を大変かわいがっており、妹は何はばかることなくお兄ちゃん大好きっ娘へと正当進化を遂げてきた。
しかし女の子から女性へと心身が成長していく内に、兄への情愛が家族から異性へ向けるものに変わりつつあるような、ないような。

「大事なのは、人生経験と良い伴侶だよね、おに~いちゃん(ムギュ)」


美樹

京丸 美樹(きょうまる・みき)(CV:悠木瑞穂)

【新米教師(本名:よしき)】

主人公たちの入学と共に学園にやってきた新米教師。
職員室でひときわ目を引く美貌の持ち主で、男女問わず多くの学生を虜にしている。
ただし、身体は男で心は女。 いわゆる “男の娘” と呼ばれる第三の人類である。
様々な困難に直面しながらもその全てを力強く乗り越え、男の娘とカミングアウトした上で教員採用試験を無事合格している。
無論、その正体が学生に知られた時には学園中に衝撃が走ったのだが――
「たとえ男でも可愛きゃ良いんだ! そうだろ?」 と、その美貌の前に、特に扱いが変わることは無かった。

同姓の秀樹とは実の兄弟であり、整った顔立ちは血筋によるもの。
それ故に、つい日頃の癖で、秀樹が 「兄貴」 と呼んでしまおうものなら、教室にささやかな惨劇が訪れることになる。
千代子の所属するオカルト研究部の顧問ではあるが、活動には興味が薄く、時折現れては貴重な研究成果を(無意識に)破壊してまわるだけ。

「もう、秀樹ったら……私はお姉ちゃんでしょ? 照れてるのかな? ン?」


当馬

三枝 当馬(さえぐさ・とうま)

【女好きな犠牲者第一号】

吉乃に真っ先にアプローチをかけ、そのため真っ先に貧乏の神様の呪いを受けるハメになった犠牲者一号。
女好きな性格で、美人と辛いものには目が無いと明言してはばからない。
主人公とは小学校以来の幼なじみであり親友。 彼の一家が貧乏ではなかった頃を知る数少ない人物である。
性格はちゃらんぽらんで、一見するとノリの軽いチャラ男に見えるが、その実真っ直ぐな心根を持っており主人公の家庭環境を真摯に心配する一面ものぞかせる。

実家は町で代々受け継がれている老舗の和菓子屋を営んでおり、そこの跡取り息子であるのだが、本人は狂信的な辛党信者であり、店を継ぐ気はサラサラ無い。
しかし実家で商売をしている関係からか金銭については真摯であり、以前も主人公と共に様々なアルバイトをしてきた経験がある。
稼いだバイト代はセッセと貯金にまわしているのだが、これは将来を見据えての行動であるらしい。

「くそう、このリア充共め。俺だって月9みてえな恋愛がしてえんだよ!!!」


秀樹

京丸 秀樹(きょうまる・ひでき)

【熟女マニアな親友】

主人公の昔からの同級生であり親友。
髪は無造作だがまとまり良くセットされ、顔はクールなイケメン仕様。
頭はキレるし運動神経も良いうえ、街でスカウトされた雑誌モデルとして全国区でも名の通った有名人である。
当然、学園中の女子学生の憧れの的であり、告白された回数は数知れず……。
しかし、依然として浮いた噂の一つも上がることは無い。
実は重度の “熟女マニア” であり、同級生など歯牙にもかける価値が無いと心の底から思っている残念なイケメンなのであった。

実の兄弟である美樹先生との仲は良好なのだが、表向き “姉弟” として接している辺り、理解のある弟なのか単純に力関係からなのか……。
なお新入生の時、上級生から告白を受けた際に言い放った一言は、現在でも学園の伝説に残っている。

「俺と付き合うなど40年早いわ! この小娘が!!」